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ほんとうに、いい奴だったんだと思う。
最近、もうすぐ暗いトンネルが明けて、まぶしい光が見えてくる、
そんな気がしている。
私は愛されている。
どんな過去の秘密も、恥ずかしくて、憎くて仕方ないことも、全部全部。
言葉にすると軽くなってしまうけれど。
誰に陰口をされても、悪口を言われても、
それが嘘でも、真実でも。
私が私として、胸を張って生きることを許せるのは、私しかいない。
それが「受け止める」ということなんじゃないかな
ありがとう。私を愛してくれて。
こんなにもらった大きな愛、返せなくて、ごめんね。
その代わりに、私がちゃんと前を向いて、歩いていくことを、誓うから。
あなたのおかげで、きっと、形ある愛を知れたような気がするよ。
世界は、そう狭くなくて、
私が「忘れてた」人が、実は私のことを記憶してくれていたりする。
ありがとう。
私にこんなことを気づかせたという事実が、あなたの財産になってほしいな。
先日、病院に行って、内視鏡検査をやるって決まってから、
不安が押し寄せてきたと同時に「あ、これは越えなければいけない山だ」
「これを越えれば…」って確信した。
次会ったときは、とびきりのスマイルを、あなたに見せられると思う。