欲と人間関係
ウォークマンが壊れてから、手軽に音楽が聴けないのが嫌です。
スマホは重たい。あのくらい小さいサイズで十分なのです。
余計な情報もいらない。音楽さえあれば。
そう考えると、中学生でウォークマンを手に入れていたあの頃の私は、ずいぶんと贅沢であったなあと。今ウォークマンを買ってなんて絶対無理。
いくらくらいだろうか。
買ったら破産しちゃうかな。
ところで、昨日2年ぶりに幼馴染と言っていいのかわからないくらいの友達に会いました。
二人で話し込んだことなんて小学校1年生ぶりで、22歳になって「よっ」ってふらっと会えるなんて普通おかしい。
根幹の天然っぽさと、驚くほど素直なところと、話が若干オーバーになってるように聞こえるところは、小1の頃から変わっていませんでしたが、考えがしっかりしていて、日本語を巧みに操ってしゃべる様子や、理性的な大人になっている様子に感動さえしました。こうやって人は成長するんや、同い年だけれど、すごく立派に見えました。
卒論の協力だということで、話題に困らなかったのはありがたかったが、それ以上に会いたい気持ちがあったというのは否定できないから、ただただ嬉しかった。
「1Q84」を読んだことが共通点だったのが嬉しかったな。
あれで読書感想文を書こうとしたのも同じで。
こういう共通点がたまにあるのは、というか、話がかみ合わないということがなかったのは、奇跡に近いことだと思うのです。
意外と話のテンポとか、声のヘルツが合わなくて、会話が成り立たないことの方が多い。問題なく話ができるということは、なかなか珍しいことだから、きっと大切にしなければいけないんだと思う。
まあ、本音を言えば、卒論の協力という口実なしに、普通に遊びたいです。
その欲はおそらくバレている。