だいさんのまど(仮)

手書きの日記は字が乱暴で読めなくなりました。じゃあせっかくなので世界の片鱗に刻んでみようかな。書いて読めりゃいいんだ。

HSPなんて知らなきゃよかった、逆に。

泣いてしまった。

 

泣くと、聞こえてくる。

「なにそのくらいで泣いてるの」

「悔しかったら泣くな」

 

 

私が泣いている理由は、そんな「悔しい」とか、簡単に言葉で表せるものじゃない。

 

 

伝わらないのがもどかしくて、

それが一番悔しくて、

また大泣きしてしまう。

 

 

 

 

 

わかってほしい。

と思うのは、やっぱり赤ん坊なのか。

 

いや、どうすれば伝えられるか、その手段を知らなかった幼い私は、

やっぱり泣くしかなかった。

 

この年になっても

言葉よりも先に涙が出て来てしまうから、

せっかちな私の親は、その言葉を待とうとせずに、

私をただの「甘えん坊泣き虫」認定したのだ。

 

 

 

 

今、抱えているすべてを、

涙の力を借りずに外へ出して、

伝えることなんてできるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私には、時間が欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう訴えて、また

「甘えている」

という言葉が聞こえてくる。

 

 

 

ゆっくり生きたいのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなことを直接的に読ませたって、

被害者面しているようにしか見られないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

助けてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのね、

私が何でテレビ制作会社に入りたいと思ったか、

最初はもちろん、憧れだった。

でも、今は「最速で就職できる会社」になった。

就職が決まって、私がそこで働き始めれば、あなたは安心するだろう。

あなたが余計なことを考えない一番最短で楽な方法だろう。

選考プロセスが、私が好き勝手やって許されるような場所だから、やれているの。

 

でも私は、どう?テレビ制作会社で働けるかどうかは別問題。

そんなところで長く働けるんかね?ってこと

 

 

計画性がないからさ。どうやったって、それは無理。

 

なんとかやっちゃうんだろうね、一年ぐらいは。

 

 

 

 

 

 

わかんないね、わかるわけないね。

やってみないと。