だいさんのまど(仮)

手書きの日記は字が乱暴で読めなくなりました。じゃあせっかくなので世界の片鱗に刻んでみようかな。書いて読めりゃいいんだ。

"主語を1人称にする"

森達也さんの言葉。

たまたま「クローズアップ現代」を見ていて。

 

 

 

 

「カレー事件」についてだった。

 

 

 

 

死刑囚の家族が命を絶ったこと。

 

 

 

 

 

 

この事件が間接的証拠のみで、死刑が判決されたらしいこと。

 

 

 

 

 

 

止まない言葉のナイフ。

 

 

 

 

 

 

関連して、

アメリカの銃乱射事件の容疑者とされた女性に対して、全国から段ボール箱3個分の手紙が届いたこと。

 

 

 

 

その内容ほとんどが、

 

「励まし」の言葉であったこと。

 

 

 

 

「今が一番辛い時だ」。

「あなたの人生だ」、と。

 

 

 

 

 

日本だったら?

 

 

 

 

 

「その内容のほとんどが、」

に続く言葉、なんだと思った?

 

 

 

 

 

 

 

 

”日本という国で生きると、

その言葉に続く言葉が

 

「誹謗・中傷」になるのは、

 

主語が"We"だからだ”。

 

 

 

森さんはそんなことをいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういった話は、高校時代から耳が痛いほど聞いてきたし、

知っているつもりでいた。

 

それでも、主語が”We”になってしまう、なろうとしてしまうのは・・・?

 

 

 

 

 

 

「大人になる」という言葉の意味を、履き違えてはならない。

 

 

 

 

 

主語を"We"から”I”に変える。

 

それを意識できるかどうか。

 

 

 

 

 

 

私にとってかなり重要なアドバイスだったように感じる。

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

人間って、あくまでも人間なんだな、と感じる。

人間についてもっと知れば、苦しまずにずむのだろうか。