親が神様ではないことを知ってしまった話
今更なんだけれど、
親が神様ではないことを知りました。
親もひとりの人間であること。
完璧ではないこと。
私が正しいと思うことが、親にとっては正論でないこと。
親にとっての道理が、私にとっての屁理屈であること。
道筋がたっていなくて、理解できないこと。
絶望で、泣きすぎて、おかしくなってしまった。
こんなに『他人』のいう事に翻弄されてしまう自分が馬鹿馬鹿しい。
けれど、「神は死んだ」事実に悲しみを隠せない。
あふれる涙。
今までに味わったことのない孤独感。
今目の前には、妹がいるけれど、私は親でもなく、友だちでもなく、もしかしたら彼女と最も長い時間を共有するということ。
親友が教えてくれた。
「うるせーーーーばーーーーか!!!」と思えるようになれるまで、自分の芯を持つこと。その前に「うるせーーーーばーーーーーか!!!」って思っていいということ。
うるせーーーーーーばーーーーーか!!!!!
うるっせーーーーーばーーーーーーーーか!!!!!!!
うるせーーーーばーーーーーか!!!と言う間、妹が私の焼いたスコーンをおいしいと言ってくれた。嬉しくて、少しだけ心が晴れた。