外界と内界を隔てて自立を促す細胞壁が動物にはない。
唐突に思い出した。
中学生の時に地元の図書館で経験した、
この本を読みながら多くの言葉を学んだ気がする。
なかでも「概念」という言葉を覚えたことは鮮明に覚えている。
乱用はいけないが、これは便利な言葉ではある。
私はすごく使いたがる。
ああ、それをなぜ思い出したかというと、
ガメさんの日本語練習帳に「観念」という言葉が出てきて、
この言葉も「概念」と同時期に出会ったなあと思い出して、
辞書を引きなおしたからです。
改めて難しい言葉だなあと感じました。
乱用はいけない。
話は変わり、
今日午前1時から3時くらいかな、
長い間「ただれ」ていた私の輪郭が、
ようやく形を戻してきたような感覚があった。
自分が自分でいられているような気がした夜だったの。
「堕ちるところまで堕ちてみよう」と思った私は、
一年くらい、文字通り「堕ち」ました。
で、ようやくそれが終わってきたような気がした。
ベットの上にいるときに、もう日付が変わって2、3時間が過ぎても
焦らないようになった。
私の輪郭を感じることができたからなのか。
寝れない要因としては、
生活リズムの崩れとか、
部屋の位置が風通しが悪くて暑いとか、
壁裏にムクドリが巣を作り、夜中もガサガサ、チュンチュンうるさいとか、
いろいろあるが、
それとは別に、寝れなくったって悲しくなかった。
その背景には、私の色々な工夫や努力があったという種明かしもあるけれど、
とにかく、輪郭がわかるとは、嬉しいことだったのよ。
それだけ、そゆこと。